SWIMBRACE

スイムブレースの特徴を実験データや先行論文から検証してみました

(共同研究:筑波大学ヒューマンハイパフォーマンス研究センター)



Swimbraceが考える「水を掴む」感覚につながる3ステップ

STEP1Stimulate「刺激」 スイムブレースを装着!

STEP2Active 「協働」 前腕、上腕、胸、腹部の筋活動がUP!

STEP3Facilitate 「感覚」 水を掴める!



STEP1Stimulate 「刺激」スイムブレースを装着!

Swimbraceを装着すると、手から肘までを一体化できる!

実験:手を前に伸ばしたまま、手首を上下に動かした時の手関節の可動域を、Swimbrace装着・未装着で比較

 

背屈

背屈

掌屈

掌屈

SwimBrace未装着
65.6° 65.0°
SwimBrace装着

Swimbrace装着で素手と比べて、24%手首の固定性アップ!
※(約24%角度が低下する=動かない=固定される)

50.1°

(-24%)

49.4°
(-24%) 

2022年 筑波大学ヒューマンハイパフォーマンス研究センターとの共同研究結果より

ストロークに関わる研究論文(市川・三輪ら2010 など)によると

「プル動作中前腕部では、手53.5%、前腕46.5%推進力に貢献する。特にストローク中盤以降に前腕の役割が高まる」



STEP2Activate 「協働」 前腕、上腕、胸、腹部の筋活動がUP!

Swimbraceはドリル練習に最適! キャッチ局面で効果が高い

スイムブレースを装着して泳いだ時の筋活動量と未装着時の比較(筋電計測実験データ)

Gride

  Normal SwimBrace
前腕 12.8 17.5
5.5 8.2
上腕 7.1 7.1
1.0 1.6
1.4 1.3
背中 1.9 2.1
11.5 10.4
1.9 2.1

Pull

  Normal SwimBrace
前腕 29.0 42.9
13.0 19.0
上腕 12.6 17.1
28.0 43.9
17.2 31.2
背中 19.1 20.4
4.2 3.3
4.0 7.9

Push

  Normal SwimBrace
前腕 16.7 18.8
8.8 17.4
上腕 7.0 7.6
36.3 31.7
4.7 3.1
背中 26.6 27.7
18.5 15.3
1.3 2.2

Recovery

  Normal SwimBrace
前腕 11.4 15.3
9.0 17.4
上腕 16.8 23.9
1.6 1.3
1.5 1.5
背中 3.2 3.0
18.9 24.3
0.8 1.3


2022年 筑波大学ヒューマンハイパフォーマンス研究センターとの共同研究結果より

ストロークに関わる研究論文(Caty et al,.2007やRouad et al.,1990)によると

「前腕筋群はインスイープ局面において、手関節の安定に寄与する」

「キャッチからプル局面において前腕と上腕の屈筋群は上肢を伸展させる。」

「ストローク動作中盤のインスイープ局面付近で大胸筋の筋活動が最大となる」



STEP3Facilitate「感覚」水を掴める!

Swimbraceはドリル練習に最適! キャッチ局面で効果が高い

スイムブレースを使用して変化を感じる身体感覚の検証データ(実験結果)

被験者:大会未経験者から日本代表選手まで、あらゆる水泳競技レベルのユーザー63名

体性感覚因子 平均値 標準偏差
身体位置  3.44 1.10
関節角度 4.11 0.96
水の抵抗 4.35 0.79
運動効率 3.51 1.04
グライド局面の変化 3.33 0.97
キャッチ局面の変化 4.26 0.86
プル局面の変化 3.95 1.03
プッシュ局面の変化 3.42 1.16
リカバリー局面の変化 3.16 1.18
時間感覚因子 平均値 標準偏差
タイミング  3.18 1.10
リズム 3.37 1.01
速度 3.64 0.92
  平均値 標準偏差
動作時間  2.96 1.12
体幹 3.40 1.03

2022年 筑波大学ヒューマンハイパフォーマンス研究センターとの共同研究結果より


ストロークに関わる研究論文(下門ほか2012、古賀ほか2020)によると

「選手は、技術練習時(ドリルなど)、水の抵抗や関節角度、身体位置を意識している」