よくある質問
スイムブレースにはどのような効果がありますか?
指の間に装着すると、手のインナーマッスルに作用して、手のひらをパドルをつけているかのように固くすることができると同時に手首が水圧に負けて反ったりしないように保持することができます。
そのおかげで自然に肘が立つようになり、体が浮き、プル動作の効率化を図ることができます。
理想のフォームを体現化するのに効果的な練習道具です。
スイムブレースはどのように使いますか?
手の中指と薬指の間に挟み込み、泳いだ時に外れない程度の力で固定しながら使用します。
力を込めて握る必要はありません。
普通のパドルとどう違いますか?
従来の板型のパドルは、大きさによって筋力アップを目的に使用されたり、各ストローク局面を想定した部分的な動作練習を目的に使用されています。
板型のパドルでは、パドルを外しスイム練習に戻った時の抵抗差が大きく、実動作につながりにくいという課題があります。
スイムブレースはこの課題を解消し、できるだけ素手に近い状態で、手の平に水の圧を感じながらトレーニングすることができます。
板型パドルは抵抗を増やして負荷を増すのに対し、スイムブレースは体の仕組みに働きかけて、自身の力を引き出します。
体への過度な負荷がかかりづらいため、パドル練習による肩や肘におこる怪我や故障を防ぐことができます。
練習時の接触によるケガも起こりづらいです。
子ども用サイズはありますか?
スイムブレースには3つのサイズがあります。ジュニアから大人まで皆様にご使用いただけます。
推奨サイズ表をご参考にご自身の手にあうサイズ、着用パターン(ABC)をお試しください。
装着すると水がスカスカ抜けるような感覚になります。どうすればいいですか?
水が抜けて感じる原因として考えられることはストローク局面の中で、その部分で水をつかめていない可能性(気づき)があります。筋活動があるのに水を感じられない部分をスイムブレースで際立たせることができています。
練習中に着脱を繰り返すことでより運動学習効果を得られ、スカスカ抜ける感覚は減少します。
どのような練習に使うと効果的ですか?
スイムブレースは主にフォームやドリル練習にご使用ください。スピード、ハード練習には向きません。
全ての泳法に使用できますが、初めのうちはスカーリング、クロール、背泳ぎを中心に付けたまま泳ぐことに慣れることから始めましょう。
得意種目が平泳ぎやバタフライのような左右対称の泳法の場合、両手につけると泳ぎづらいということがあります。
スイムブレースをしたまま得意種目を練習しなければならないということはありません。
装着してクロールや背泳ぎで泳いだ直後に外して、平泳ぎなどを泳げば、筋肉への刺激は入っていますので、
同様の効果を得ることができます。
特に効果的なのが、試合前アップ時での使用です。アッププールではパドルが使用不可のところが多い中、スイムブレースは使用可能な場合が多くあります。パドル練習と、感覚入力の両方が期待できます。
スイムブレースの効果はどのくらい持続しますか?
手の筋活動に直接作用するため、脱着後も一定期間(約5分間)効果が持続します。
脱着を繰り返すことで、運動学習され、実動作へ結びつきやすくなります。